face to face コミュニケーションの重要性

インターネットの普及によって、多くの人は何かを調べたい時はネットで検索するという方法を採るようになっています。瞬時にたくさんの情報を得られますので、インターネットというのは現代における最高の発明だと思います。しかし、注意しないといい加減な情報に踊らされてしまうというリスクを持っているのも、インターネットの特徴とも言えます。
上記の問題は特定の人物や企業の評価、噂話にも当てはまります。SNSなどでは真実で有益になる情報を流すよりも、他人の噂話をするのが好きな人が集まることも多く、特にマイナス評価の意見が広がる傾向が強くなっています。そのため、一部の国では、児童を対象にSNSの使用を制限したり、様々な媒体を通じてSNSの使用についての教育をしたりするようになっています。こうした動きによって、学校内におけるSNSのいじめが減少したという報告もなされています。 SNS,ソーシャルメディアの現状と関連する諸制度という記事にもSNSの現状や著作権問題などが記載されていてなかなか興味深いです。
【参考LINK】SNS,ソーシャルメディアの現状と関連する諸制度|菊池尚人
そして、同じ取り組みの中では、コミュニケーションを取る場合、特に他の人についての話をする時はSNSを使わずに、人と人が対面で話すようにする「face to face コミュニケーション」を強調しています。インターネット空間では、どうしても自分の言葉への責任感が薄まってしまうという傾向があるため、人と直接話すことによっていわゆる良識のある会話ができるようになるということです。

信頼できる情報を得るという面でも、インターネットもしくは電子的なコミュニケーション方法に頼るのではなく、直接人から聞くということの重要性も見直されるようになっています。私も仕事上、本当に知りたいことがある時、きちんと情報を交換したい時、こちらの意見を確実に伝えたい時は、メールなどではなく、できれば直接その人に会って話す、少なくとも電話をして会話をするようにしています。こうすることによって、情報の行き違いがかなり減りましたし、よりスピーディーに物事が進むようになった気がします。
こうした情報の発信についてやメディアの在り方などを解説しているメディアとデザインでは、情報を正しく受け取り、また発信するために「情報を見る目」の大切さを説明していて、とてもためになりました。どのように情報を受け取り、相手に伝えるかというのは、この現代社会においてとても大きな問題点となっていますので、メディアに関する先進的な解説をしているサイトで勉強することは、ビジネス力、生活力を高めるのに役立つと思います。
【参考LINK】メディアとデザイン|ARIE